外壁塗装後にやってはいけない5つのこと

2025/10/15 Wednesday

 

外壁塗装が終わると、家が見違えるようにきれいになりますよね。
「これでしばらく安心!」とほっとする方も多いと思います。

でも実は、塗装工事が終わってすぐの時期こそ注意が必要なんです。
塗料は“乾いたように見えても完全には固まっていない”ことが多く、
ちょっとした刺激や扱い方で、仕上がりや耐久性に差が出てしまうことがあります。

今回は、塗装後にやってはいけない5つの行動と、
それぞれの理由・正しい対処法を詳しく解説します。


🚫1. 高圧洗浄機で洗わない

「ピカピカになった外壁をもっとキレイにしたい!」
そんな気持ちでつい使いたくなるのが高圧洗浄機。

しかし、塗装完了から間もないうちは、
塗膜(塗料の膜)が完全に硬化していない状態です。
この時期に強い水圧をかけると、
・表面が削れてツヤがなくなる
・微細なヒビが入り、劣化を早める
などのリスクがあります。

目安:高圧洗浄は施工後2〜3週間は控えましょう。
どうしても汚れが気になる場合は、水をやさしくかける程度に。


🚫2. 外壁に物を立てかけない

塗装直後の外壁は、表面が非常にデリケート。
自転車や脚立、植木鉢などを立てかけてしまうと、
擦れて塗装面が剥がれたり、跡がつくことがあります。

特に、まだ硬化途中の塗膜は“柔らかい”ため、
軽く当たっただけでも摩擦でツヤがムラになるケースも。

ポイント
外壁まわりにはできるだけ物を置かず、
人や物が触れにくい状態を保ちましょう。


🚫3. 壁を触って仕上がりを確認しない

「ちゃんと乾いてるかな?」「色は均一かな?」
気になる気持ちはわかりますが、実はこれもNG行動。

指で触ると、皮脂や油分が塗膜表面に付着し、
そこにホコリが吸着して“汚れが取れにくくなる”ことがあります。

また、まだ完全に乾いていない塗膜を触ると、
指跡が残ったり、部分的にテカりが出る原因にもなります。

目安:1週間程度は壁を直接触らないように。
見た目のチェックは、日中の自然光で“離れて”確認するのがベストです。


🚫4. 雨どいや配線を動かさない

塗装の際、雨どいや電気配線なども一緒に塗装されることがあります。
その後すぐに配線を動かしたり、雨どいを引っ張ったりすると、
固定部分がズレたり、塗膜が割れてしまう恐れがあります。

特にエアコンの配管カバーなどは外壁に固定されているため、
工事後は業者が再調整している場合もあります。

注意
配線をいじりたいときは、施工業者に相談を
無理に動かすと、雨漏りや劣化の原因になることも。


🚫5. 窓掃除や外壁洗いはしばらく我慢

「塗装中に汚れた窓を早く掃除したい!」
そんな方も多いのですが、これも少し待ちましょう。

塗装完了後1〜2週間ほどは、
塗料の溶剤や樹脂成分がまだ完全に乾いていないため、
洗剤や水分が触れると変色やムラの原因になります。

目安:最低でも1週間、できれば2週間後に掃除を。
気になる場合は柔らかい布で“乾拭き”する程度にしましょう。


💡塗装後は「触らない・洗わない・動かさない」

外壁塗装は“塗って終わり”ではありません。
むしろ、塗装が終わった直後の扱い方が仕上がりを左右します。

ポイントをまとめると👇

・高圧洗浄はNG(2〜3週間後まで待つ)

・外壁に物を立てかけない

・触って確認しない

・雨どい・配線を動かさない

・掃除は1〜2週間後に

この5つを守るだけで、塗装の美しさと耐久性は大きく変わります。

DNコネクションでは、横浜市緑区を中心に
外壁塗装・屋根塗装・防水工事を自社一貫で行っています。

お客様が「せっかく塗ったのに失敗した」と感じることがないよう、
施工後のサポートにも力を入れています。

外壁塗装の仕上がりを長持ちさせるために、
気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください!