外壁塗装の色選びのポイント
2025/10/8 Wednesday
「外壁塗装をしたけど、思っていた色と違った…」
「見本では良かったのに、実際に塗ったらイメージが違う!」
──こんな声、実は少なくありません。外壁塗装で“後悔しやすいポイント”のひとつが「色選び」です。
せっかく費用をかけて塗り替えるのだから、満足できる仕上がりにしたいですよね。
今回は、外壁塗装の色選びで失敗しないためのコツを、プロ目線でわかりやすく解説します!
1.色見本だけで決めない!「面積効果」に注意
色選びのとき、多くの方がA4サイズほどの小さな色見本帳を見て決めます。
しかし実際の外壁は、何十倍も大きな“面”になります。そのため、同じ色でも見え方がまったく変わるんです。
この現象を「面積効果」と呼びます。
一般的には、
・明るい色は実際に塗るとより明るく感じる
・暗い色は実際に塗るとより暗く感じる
という特徴があります。
たとえば見本では「ちょうど良いグレー」と思っても、塗ってみたら白っぽく見える…というのはよくある話。
色見本を見るときは「少し濃いめ・暗め」を意識して選ぶと、実際の印象に近づけやすくなります。
2.周囲の環境と調和させる
色だけを見て決めるのではなく、ご自宅の周囲とのバランスも大切です。
たとえば…
・隣の家が明るい色なら、やや落ち着いた色を選ぶと引き立ちます
・緑の多いエリアなら、ベージュやブラウンなど自然になじむ色が◎
・モダンな街並みなら、グレーやブラック系で統一感を出すのもおすすめ
また、屋根やサッシの色との相性も忘れずにチェックしましょう。外壁だけを見て決めると、完成後に「全体のバランスがちぐはぐ…」ということになりかねません。
3.晴れの日・曇りの日どちらでも色を確認する
色は光の加減によっても大きく見え方が変わります。
同じ外壁でも、
・晴れた日:明るく軽やかに見える
・曇りの日:ややくすんで落ち着いて見える
と印象が異なります。
そのため、見本板(A4サイズやA3サイズに塗装したもの)を屋外で実際に確認するのがおすすめ。
できれば午前・午後の両方で見て、時間帯による印象の違いもチェックしておくと安心です。
4.流行より「長く見ても飽きない色」を選ぶ
最近はSNSなどで「おしゃれな外壁色」がたくさん紹介されています。
しかし流行色は、数年後に「ちょっと派手だったかな…」と感じることもあります。
外壁塗装は10年に一度ほどのメンテナンス。長く付き合う色だからこそ、
・派手すぎない
・落ち着いたトーン
・周囲から浮かない
といった“飽きのこない色”を意識することがポイントです。
どうしてもアクセントを入れたい場合は、玄関まわりやベランダ部分など一部のみ別色にするのもおすすめ。
全体を落ち着いたトーンにまとめることで、デザイン性も高まり上品に仕上がります。
5.色選びに迷ったら「実績写真」や「カラーシミュレーション」を活用
業者によっては、過去の施工写真やカラーシミュレーションを見せてもらえます。
実際の建物で見ることで、「自分の家に近いイメージ」がつかみやすくなります。
また、最近はデジタルツールで「ご自宅の写真に塗料の色を当てはめて確認できる」サービスも増えています。
こうしたシミュレーションを利用すれば、家族で話し合いながら納得のいく色を選びやすくなります。
6.信頼できる業者に相談するのが一番
色選びは「センス」だけではなく「経験」がものを言う世界。
地域の気候や周囲の建物、経年による色あせの傾向など、プロだからこそわかるポイントがたくさんあります。
たとえば、
・南向きの壁は紫外線が強く、色あせやすい
・濃い色は汚れが目立ちにくいが、熱を吸収しやすい
・ホワイト系は膨張して見えるが、清潔感がある
といった知識を踏まえて、専門業者に相談することで「見た目と機能性のバランス」が取れた提案を受けられます。
外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく左右する重要なポイントです。
「面積効果」「周囲との調和」「光の影響」など、意外と見落としがちな要素を押さえておくことで、後悔のない色選びができます。
そして何より大切なのは、信頼できる業者にしっかり相談すること。
色の知識と経験を持ったプロと一緒に選ぶことで、納得のいく仕上がりに近づけます。
DNコネクションは、横浜市緑区を拠点に、外壁塗装・屋根塗装をはじめとした住宅の塗り替え工事を行っています。
国家資格を持つ職人による自社施工で、丁寧な下地処理と長持ちする仕上がりにこだわり、お客様からご信頼をいただいております。
「色選びで迷っている」「他の家と被らないデザインにしたい」などのご相談も大歓迎です。
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