外壁のカビやコケが与える影響とは?
2025/9/16 Tuesday
外壁にうっすらと緑色のコケや黒ずみが出てきたとき、「見た目がちょっと汚いな」と感じる方は多いと思います。
しかし実はそれ、“家のSOS”かもしれません。
外壁のカビやコケは、単なる美観の問題ではなく、 防水効果の低下や家族の健康リスク、さらには修繕コストの増大 にまでつながる重要なサインです。
今回は「外壁のカビやコケ」について、その原因・放置するとどうなるのか・効果的な対策まで詳しく解説します。
外壁にカビやコケが発生する原因
湿気と日当たりの関係
外壁のカビやコケは、湿気が溜まりやすく日当たりの悪い場所に多く発生します。特に 北側の外壁や川沿い・緑の多い住宅街 にお住まいの方は要注意です。横浜市緑区は自然が多い分、日陰部分や植栽の近くでコケが繁殖しやすい傾向があります。
防水効果の低下
新築時の塗装には防水機能が備わっていますが、築10年前後を過ぎるとその効果は徐々に失われます。塗装が劣化すると外壁が水分を吸収しやすくなり、そこにカビやコケが繁殖してしまうのです。
汚れやホコリの蓄積
外壁に付着した汚れやホコリも、カビやコケの養分になります。特に道路沿いや湿度の高い環境では、繁殖スピードが早くなります。
放置するとどうなる?
- 建物の劣化スピードが加速
カビやコケは根を張って外壁材に入り込み、素材そのものを傷めてしまいます。放置すると 外壁材の剥がれやひび割れ、さらには雨漏り につながることも。
- 修繕コストが大きくなる
カビやコケが軽度のうちに再塗装すれば数十万円で済むケースが多いですが、放置して外壁材や下地まで傷んでしまうと、張り替えや補修が必要になり 数百万円規模の工事 になることもあります。
- 健康への悪影響
カビは胞子を出し、空気中を漂います。窓や換気口から室内に入り込むと、アレルギー・喘息・鼻炎などを悪化させる原因になることも。小さなお子さまや高齢者がいるご家庭は特に注意が必要です。
外壁塗装でできるカビ・コケ対策
高圧洗浄で徹底除去
塗装前には高圧洗浄を行い、外壁に付着したカビやコケをしっかり洗い流します。ここで徹底的に落とさないと、せっかく塗装しても再発が早まります。
下地処理と防カビ塗料
洗浄後には下地処理を丁寧に行い、防カビ・防藻効果のある塗料を使用することで長期間の予防が可能です。特に湿気が多い地域では、防カビ成分入りの塗料がおすすめです。
再発防止の工夫
施工後も定期的な点検を行い、早めに対応することが大切です。小さなコケの発生段階でメンテナンスをすれば、大規模な修繕を防げます。
日常でできる予防策
・植栽や物置を外壁から離す:湿気がこもるのを防ぐ
・排水の流れを整える:雨樋の掃除や排水溝の詰まり解消
・外壁の色選びを工夫:白や明るい色はコケが目立ちやすいので、グレーやベージュ系を選ぶと安心
こうした工夫を生活の中で取り入れるだけでも、カビやコケの発生リスクは下げられます。
外壁のカビやコケは「見た目が悪い」というだけではなく、 防水性能の低下・健康リスク・修繕コスト増大 に直結する重要なサインです。
自然が多く湿気がこもりやすい地域では特に注意が必要です。
外壁塗装は、ただ家をきれいにするための工事ではなく、
「家族の安心と健康を守る工事」 でもあります。
横浜市を中心に塗装工事を行うDNコネクションでは
✅ 美観と耐久性の両立
✅ ご家族の暮らし方に合わせた塗装提案
✅ 防カビ・防藻を考えた外壁まわりの整備
までしっかりサポートしています。
「うちの外壁、ちょっと汚れてきたかも…?」「コケが目立つので塗装と一緒に取り除きたい」という方、ぜひお気軽にご相談ください。地域密着で安心できる施工をお約束いたします。