外壁塗装と台風シーズン
2025/9/10 Wednesday
外壁塗装を考えているときに「台風シーズンと工事が重なったらどうなるの?」と不安になる方は多いものです。
特に横浜市や神奈川県のように台風や大雨の影響を受けやすいエリアでは、工期の延長や足場の安全面が気になるところですよね。
今回は、台風と外壁塗装工事の関係について、実際に起こりやすいトラブルや、業者が行う対策を分かりやすくお話しします。
台風シーズンでも工事はできるの?
結論から言うと、台風や強い雨・風の日に外壁塗装はできません。
塗料は一定の温度・湿度の条件下で乾燥・硬化するため、雨の日に無理やり塗装すると、
・ムラや剥がれの原因になる
・乾燥不良で耐久性が落ちる
といった不具合が起きてしまいます。
そのため、台風が接近している時期は工事を一時中断するのが基本です。
足場は大丈夫?台風時の安全対策
外壁塗装では、必ず足場を組み立てます。
強風時に「倒れないの?」と心配されますが、業者は次のような対策を行っています。
・シート(養生ネット)を外す:風を受けやすいため、台風前には外すのが一般的。
・足場の点検・補強:揺れや倒壊を防ぐため、金具や接続部分を確認。
・資材の飛散防止:ペンキ缶や道具などを片づける。
つまり、台風シーズンだからといってすぐに危険になるわけではなく、事前準備をしっかり行うことで安全を確保しています。
工期はどのくらい延びるの?
台風や雨の日が続くと、工期がずれ込むのは避けられません。
通常の外壁塗装は 2〜3週間程度 が目安ですが、台風シーズンでは1週間ほど延びることもあります。
ただし、信頼できる業者であれば、
・工事前に「天候によって工期が延びる可能性がある」ことを説明
・延長になっても追加費用は発生しないことを保証
してくれるのが普通です。
工期が延びても仕上がりに影響はありませんので、安心してください。
台風後は外壁チェックのチャンス
台風が過ぎ去ったあとは、外壁や屋根がダメージを受けていることがあります。
特に多いのは、
・雨樋(あまどい)の外れや破損
・外壁のひび割れの拡大
・屋根材のズレや欠け
などです。
塗装工事の前後に台風が来た場合は、業者に点検してもらうのがおすすめです。
「台風で家がどうなったか心配…」という気持ちを和らげることができます。
台風シーズンに工事を進めるメリットもある?
「わざわざ台風シーズンに工事しなくても…」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、秋口に塗装工事をするメリットもあります。
・台風が過ぎた後は空気が乾燥しやすく、塗料の乾きが良い
・業者の予約が夏より取りやすい
・台風後の点検を兼ねて依頼できる
このように、必ずしもデメリットばかりではないんです。
台風シーズンは毎年やってきますが、事前に対策をしておくかどうかで被害の大きさは大きく変わります。特に横浜市緑区のように住宅が密集しているエリアでは、飛来物や雨漏りなどが隣家へ影響してしまうこともあるため、注意が必要です。
外壁塗装や屋根塗装は、「家をきれいにする工事」というイメージだけではなく、実は台風や強風、豪雨から建物を守るための“防災工事”でもあります。塗膜が劣化しているとわずかな隙間から雨水が侵入し、台風時に一気に雨漏り被害が広がるケースも少なくありません。
横浜市緑区をはじめ、港北区・青葉区・都筑区などの地域では、木造住宅や築年数の経った戸建てが多く、台風対策として外壁や屋根の点検・補修の需要が高まっています。いざという時に慌てないためにも、普段から住まいの状態をチェックしておくことが大切です。
DNコネクションでは、横浜市を中心に、緑区、港北区、青葉区、都筑区、旭区、瀬谷区と幅広い地域で外壁塗装・屋根塗装の施工を行っています。台風による被害を最小限に抑えるための事前点検や補修、塗装のご相談も随時受け付けています。お住まいの安全を守るために、ぜひお気軽にご相談ください。