【施工事例】アパート屋根塗装工事（横浜市緑区）使用塗料：ダイナミックルーフ（関西ペイント）
2025/8/4 Monday
今回は、横浜市緑区にあるアパートの屋根塗装工事をご紹介します。
アパートや集合住宅の屋根は、普段はあまり目にする機会がないものの、実は建物の中でも最も過酷な環境にさらされています。
強い紫外線、雨風、季節ごとの温度差などにより、外壁よりも早く劣化が進みやすい部分です。
今回の工事では、高耐久・高機能なラジカル制御型塗料「ダイナミックルーフ（関西ペイント）」を使用し、屋根の防水性・耐久性をしっかり回復させました。
また、屋根の構造や素材の違いに応じて、2カ所に分けて最適な施工内容を選択。それぞれの状態に合わせて、効果的にメンテナンスを行っています。
■施工内容
・所在地：横浜市緑区
・建物種別：アパート
・施工箇所：屋根（2カ所）
・使用塗料：関西ペイント ダイナミックルーフ
・工程内容：部位ごとに異なる施工内容に対応
【1カ所目】金属屋根：サビ対策を中心とした補強塗装
・高圧洗浄
・錆止め塗装
・ケレン（下地処理）
・中塗り（ダイナミックルーフ）
・上塗り（ダイナミックルーフ）
こちらは金属製の屋根で、一部にサビの発生と旧塗膜の浮きが見られました。
まず高圧洗浄で旧塗膜や汚れを除去した後、サビの進行を防ぐための「錆止め塗装」を実施。
その後、さらに密着性を高めるためにケレン作業で表面を整えてから、中塗り・上塗りを行いました。
▼ポイント：
・錆止め塗料は素材に応じたものを選定（2液型）
・ケレンは細部まで手作業で丁寧に
・雨仕舞いの部分は塗料の溜まりを防ぎながら塗装
施工後は金属光沢のある美しい仕上がりとなり、防サビ性も向上しました。
【2カ所目】スレート屋根：タスペーサーと補修で通気・防水対策
・高圧洗浄
・タスペーサー取付（縁切り）
・ひび割れ補修（コーキング充填）
・下塗り
・中塗り（ダイナミックルーフ）
・上塗り（ダイナミックルーフ）
2カ所目はスレート屋根で、築年数の経過により表面の色あせや微細なクラック（ひび割れ）が確認されました。
まずは高圧洗浄で汚れをしっかり落とし、屋根材の状態を整えた後、タスペーサーを取り付けて“縁切り”を実施。これにより、塗装後も屋根材の隙間から雨水が排出されやすくなり、内部結露や雨漏りのリスクを軽減します。
さらに、ひび割れ箇所にはコーキング材で補修を行い、下塗り → 中塗り → 上塗りと3工程で丁寧に仕上げました。
▼ポイント：
・タスペーサーは屋根全体に均等に配置し、通気性を確保
・クラック補修後は乾燥時間を十分に確保し、塗装工程へ
・塗料の吸い込みを抑えるため、下塗りをしっかり2回塗りに近い厚みで施工
仕上がりはムラのない美しい艶感が出て、防水性と耐久性が大幅に向上しました。
■使用塗料：関西ペイント「ダイナミックルーフ」
今回の屋根塗装では、耐候性・コストパフォーマンスともに優れたラジカル制御型塗料「ダイナミックルーフ」を使用しました。
▼特徴
・高耐久：約10〜15年の耐用年数で長期保護
・紫外線に強い：色あせ・劣化を抑えるラジカル制御技術
・防カビ・防藻性：湿気の多い季節でもキレイをキープ
・雨筋汚れがつきにくく、美観が長続き
遮熱塗料ではありませんが、一般住宅やアパートの屋根においては十分な性能とコストのバランスを兼ね備えた優良塗料です。
■担当者より
屋根は、外壁と違って「目につきにくい場所」だからこそ、劣化に気づきにくく、メンテナンスが後回しになりがちです。
しかし実際は、紫外線・風雨・熱といった自然の影響を最も受けやすく、10年〜15年ごとの塗装が重要なポイントになります。
今回のように、同じ建物でも素材や劣化状況が異なれば、最適な施工方法も変わります。
私たちは、現場ごとの状態を的確に見極め、最適な材料・工程を選んで施工することを大切にしています。
屋根は“見えないからこそ大切にすべき場所”。
今後も安心して建物を使っていただけるよう、細部まで丁寧に仕上げました。
今回のアパート屋根塗装では、金属屋根とスレート屋根という異なる素材に合わせた施工を行い、それぞれの問題点を的確に補修・塗装することで、耐久性・防水性をしっかりと回復させました。
ダイナミックルーフの高耐久性により、今後10年以上にわたって安心してお使いいただける状態になっています。
DNコネクションでは、戸建てだけでなくアパートやマンションの屋根・外壁塗装、部分補修まで一貫対応しています。
横浜市緑区をはじめ、青葉区・港北区・都筑区・旭区・瀬谷区など広いエリアに対応。
「そろそろ塗装時期かな？」「屋根の状態を確認したい」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください！
